2016年9月11日(日曜日)に行われた、V・ファーレンの2016年J2第31節セレッソ大阪戦の採点です。
前半は攻撃の形も作れてましたし、勢いがあったのでよかったですが、失点してからは思うような形が作れませんでしたね。
やはりセレッソは、個のタレントが揃っていて強かった。永井は結果を残せなくて悔しかっただろうなぁ…
今年は格上相手になかなか金星をあげられませんね。
試合結果
C大阪 | VS | 長崎 |
---|---|---|
2 | - | 0 |
0 | 前半 | 0 |
2 | 後半 | 0 |
チーム | シュート | FK | CK | PK |
---|---|---|---|---|
C大阪 | 10 | 18 | 4 | 0 |
長崎 | 3 | 10 | 2 | 0 |
スタジアム | 入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キンチョウスタジアム | 9,622人 | 晴 | 28.7度 | 60% | 佐藤 隆治 | 相樂 亨 | 清水 崇之 | 谷本 涼 |
第31節セレッソ大阪戦のメンバーと採点
Pos | No. | 選手名 | 備考 | 採点 |
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GK | 1 | 大久保 択生 | 6.0 | |
DF | 2 | 坂井 達弥 | 5.5 | |
DF | 4 | 髙杉 亮太 | Yellow後半40分 | 6.0 |
DF | 27 | 村上 佑介 | 5.5 | |
MF | 6 | 前田 悠佑 | Yellow前半26分 | 5.5 |
MF | 22 | 宮本 航汰 | 5.0 | |
MF | 13 | パク ヒョンジン | Out後半32分 | 5.5 |
MF | 15 | 岸田 翔平 | 5.5 | |
MF | 23 | 梶川 諒太 | Out後半20分 | 6.0 |
MF | 33 | 白 星東 | Out後半44分 | 5.5 |
FW | 9 | 永井 龍 | 6.5 |
Pos | No. | 選手名 | 備考 | 採点 |
---|---|---|---|---|
GK | 31 | 三浦 雄也 | ||
DF | 5 | 田上 大地 | In後半32分 | 5.5 |
MF | 7 | 李 栄直 | ||
MF | 8 | 木村 裕 | In後半44分 | – |
MF | 16 | 田中 裕人 | ||
MF | 20 | 中村 慶太 | In後半20分 | 6.0 |
MF | 25 | 北川 滉平 |
フォーメーション
- 9
- 33
- 23
- 13
- 22
- 6
- 15
- 2
- 4
- 27
- 1
試合の感想
う~ん、やはり格上相手に勝利するのは難しいですねぇ。
前半は良いペースで試合を運べていただけに後半も期待していたのですが、あの一瞬の隙を突かれたFKからの失点で、試合展開もプランも一気に崩れてしまいましたね。
でも、その隙をちゃんと突いてゴールを決めてくる玉田、山口はさすがといったところ。
選手交代で前線の位置にDFの田上を起用するあたりに、長崎の攻撃の手詰まり感というものが浮かんでみえます。
ウィークポイントのボランチ
この試合を見て思ったのが、やっぱり今年の長崎はボランチがウィークポイントだよなということ。
特に攻撃面での、後ろのDFの位置からの攻撃を組み立てられないという課題が、今年の長崎を苦しめている要因になっていると感じます。
今年は選手を大幅に入れ替え、特にボランチはほぼ総入れ替えだっだのですが、新戦力だと田中裕以外はあまり活躍できていないというのが現状です。
新戦力がうまくフィットできなかったため、前田が今シーズンボランチのレギュラーを掴んでいるわけですが、昨シーズン6位に入ってプレーオフ進出したときはCBでの起用が主でしたし、ボランチとしての出場が多かった2014年は14位と成績は振るわず…
今日の試合、もう一人のボランチとして入った宮本は、今年リーグ戦で先発出場した試合は3分2敗とイマイチ活躍できていません。(一方、サブからの途中交代時は3勝。)
個人的には梶川を一列下げてボランチとしての起用を望んでいるのですが、梶川には得点に絡むことも期待しているのでなかなか難しいかなぁ?
ペク・ソンドンのこと
最近、長崎が勝てない理由の一つに挙げられそうなのが、ペク・ソンドンの起用です。
ソンドンが先発出場するようになってからの4試合、3分1敗と勝ち星をつかめずソンドン自身も結果を残せていません。
もちろん、韓国代表にも選ばれたことのある選手ですから、実力もありますしドリブルの鋭さなどを見ると良い選手であることには違いありません。
しかし、今年の長崎にはルーキーの中村というプレースタイルがもろかぶりの選手がいます。
同じ小柄でドリブラーが武器の選手で、ルーキーながら開幕戦スタメン出場をし、今年は主にスーパーサブとして活躍しゴールも決めています。
正直、個人的にも好きな選手なので、中村のほうを先発起用してほしいという気持ちもあるのですが、すでに似たような選手がいるのにもかかわらず、どうしてソンドンをフロントは獲得したのでしょうか?
ソンドンが入ってきたおかげで、さらに同じくプレースタイルが似ている北川は出番はおろか、サブに入ることもなくなってきました…
似たような選手が複数いるのなら、勝利に導いてくれる選手、結果を残してくれる選手を起用してほしいのですが…
そろそろゴールという結果を残してくれないと、苛立ちも積もりそうです。
臨機応変に対応することが求められてくる
リーグ戦もそろそろ終盤に入るということで、現在13位という位置につける長崎はどこに目標を定めるかが気になってきます。
プレーオフ進出を目指すのか、それとも勝ち越しを狙うのか、降格しないことを目標とするのか、今後の結果次第によって臨機応変に変更し対応することが求められると思います。
試合においても、後半高さのある田上を投入したのだから、もっとロングボールを放り込んでそのこぼれ球を狙うだとか、前節ボールを大事にしすぎてミスから失点したように、その場での臨機応変な判断、機転の利かせ方が結果にもつながってきます。
私が試合に勝てなくてモヤモヤしているように、選手達も思うようにいかなくてストレスがたまってるでしょうが、そこも気持ちをスパっと切り替えてやっていきましょう。