2016年9月18日(日曜日)に行われた、V・ファーレン長崎の2016年J2第32節北海道コンサドーレ札幌戦を観戦してきました。
そのときのV・ファーレンの選手採点です。
結果は0-0で引き分け。押し込まれることが多かったですが、しっかりと守りきることができました。
首位相手にこの内容での勝点1は良かったのではないでしょうか。
ナイスゲームといえる試合でしたね。
試合結果
長崎 | VS | 札幌 |
---|---|---|
0 | - | 0 |
0 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
チーム | シュート | FK | CK | PK |
---|---|---|---|---|
長崎 | 10 | 20 | 3 | 0 |
札幌 | 5 | 9 | 2 | 0 |
スタジアム | 入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トラスタ | 7,298人 | 雨のち曇 | 24.7度 | 100% | 上村 篤史 | 関谷 宣貴 | 細尾 基 | 先立 圭吾 |
第32節札幌戦のメンバーと採点
Pos | No. | 選手名 | 備考 | 採点 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | 大久保 択生 | 6.0 | |
DF | 2 | 坂井 達弥 | Yellow後半22分 | 6.0 |
DF | 27 | 村上 佑介 | 6.5 | |
DF | 3 | 趙 民宇 | 6.0 | |
MF | 16 | 田中 裕人 | Yellow前半2分 | 6.0 |
MF | 22 | 宮本 航汰 | 6.0 | |
MF | 23 | 梶川 諒太 | Out後半42分 | 6.5 |
MF | 13 | パク ヒョンジン | 6.0 | |
MF | 15 | 岸田 翔平 | Out後半26分 | 6.0 |
MF | 8 | 木村 裕 | Out後半28分 | 6.0 |
FW | 9 | 永井 龍 | 6.0 |
Pos | No. | 選手名 | 備考 | 採点 |
---|---|---|---|---|
GK | 31 | 三浦 雄也 | ||
DF | 5 | 田上 大地 | ||
MF | 7 | 李 栄直 | ||
MF | 20 | 中村 慶太 | In後半26分 | 6.0 |
MF | 26 | 碓井 鉄平 | ||
MF | 33 | 白 星東 | In後半28分 | 6.0 |
FW | 32 | 畑 潤基 | In後半42分 | – |
フォーメーション
システム:3-5-2
- 8
- 9
- 22
- 23
- 13
- 16
- 15
- 2
- 27
- 3
- 1
試合の感想
この試合では高杉と前田が累積警告で出場停止で、守備がどうなるかが焦点だったのですが、その不安を払拭してくれました。
3バックの中央に村上が入り、左に坂井、右にミヌというセンターバックの布陣。
村上を中央に置くとは盲点を突かれた感じになりましたが、この起用がもしかしたら今後の長崎に希望をもたらす一試合になるかもしれません。
3バックの中央に村上という新たな発見
今シーズンは3バックの右に入ることが多かったですが、いまひとつ村上の持ち味や良さを生かしきれていないように感じていました。
しかし、今日は中央に入って、ディフェンスリーダーとしての役目をしっかりと果たしてくれました。
1年目ながらキャプテンに選出されるくらいですから、統率力やリーダーシップはちゃんと持ち合わせているということでしょうし、試合後のファンの元に向かっていく際の振る舞いでだったり、試合以外の場面(イベントなど)での対応を見ていても、しっかりとしていて時にはその姿勢に胸を打たれることもあったりして、彼がキャプテンでほんと良かったなぁと感じています。
ディフェンスの中心が高杉であることには間違いないと思いますが、ディフェンスを引っ張るという役目においては、村上のほうが似合っているのかもしれません。
今日の試合ではディフェンスラインの統率だけでなく、正確なロングフィードや意表をついたロングシュートなど普段の試合ではあまりみられなかった意外な?一面も垣間見え、試合後の監督コメントにも書いてありましたが、村上ってこういうプレーもできるんだぁ、と私の中での評価も急上昇しています。
村上のプレーについて言えば100%と言っていいし、僕自身、「こういうプレーもできるのか」と発見することがありました。
-Jリーグ.jpの試合後監督コメントより抜粋-
首位札幌についての印象
前回のアウェイでのときは敗れたのですが、今日は前回のときに感じた、嫌らしさというか首位のチームらしい強さはあまり見られなかったように感じました。
だから、首位相手に引き分けできたのかもしれませんが、それでも札幌が手ごわいということに変わりはありません。
札幌の選手は皆、裏への飛び出しを常に狙ってますし、DFも参加しての攻撃の組み立てで押し込んでいく様など見ていても、札幌のサッカーは同じ3バックを採用している長崎にとっても、(不調だった昨年の順位からのジャンプアップも含め)活かしたい・目指したい形であると思います。
前線の三人はどの選手も脅威ではあったのですが、特に今日の試合ではヘイスのドリブルは怖かったですねぇ。
あの体つきなのにこれだけ前への推進力があるのですから、迫力があって見ているだけのこちらまでにも伝わってきます。
札幌の試合はあまり見ることがないので知らなかったのですが、このヘイスやジュリーニョを含め、J1でも充分活躍できるこれだけのレベルの選手を保有しているなんてズルいやん!とか思ったりして、うらやましくなってしまいますねぇ。
あと内村が後半序盤で交代してくれたのは、ありがたかったかもしれません。内村も縦への推進力がある選手ですし、いやらしくて相手にはしたくない選手ですからね。
でも、何といっても得点王の都倉に何も仕事をさせず封じ込められたのが一番大きかったですね。
一度縦ポンでピンチになった場面はありましたが、外してくれて助かりました…
それに永井との得点数の差もさらに開かせたくなかったですしね。
最後にひとこと
今日の試合では新たに強化指定選手として入った畑 潤基選手がデビューしましたね。
正直、まだどんな選手なのかまったく知らないのですが、いきなりベンチ入りして試合にも出場するくらいなのですから、才能ある選手なのでしょう。
今年は田上・中村といった大卒ルーキーが活躍してくれていますから、彼にも期待したいですね。
活躍してくれたらもちろんありがたいですけど、それで来年別のチームに入ったりとかはしないでね(笑)