最近、若い人でも普段パソコンを使わずスマホやタブレットを利用しているため、タッチタイピングができない人が多いらしいです。
タイピングができるようになると、仕事や作業の効率にも繋がります。
練習をすれば誰でもできるようになるものなので、皆さんも練習してみませんか?
そこで、今回はタッチタイピングのコツを紹介したいと思います。
私のタイピングレベル
まずはこの講師である私のタイピングレベルを紹介しておきます。
e-typingの腕試しタイピング: 平均420
寿司打を試しにやってみたところ: 普通(1万円コース)スコア 14,360円
私のタイピングレベルは、一般の方よりは多少速いレベルで自信はあったのですが、インターネットのランキングとか見ると、全国レベルには猛者の方たちがごろごろいて、上には上がいるんだなあと実感してしまいますね…
ですが、私だってタイピングをもっと練習していけば、まだまだ速くなる伸びしろがあるはずではないか?と思っています。
ホームポジションを覚えよう
タッチタイピングとはキーボードを見ずに、画面を見て入力することができることです。
すなわち、タイピングで重要なことはどこにキーがあるか知っている、覚えているかということです。
そのタイピングの基本であり、もっとも大事なことでもあるホームポジションをまずは覚えましょう。
ホームポジションの位置
ホームポジションの基本は、
左手の人差し指をFのキーの位置、右手の人差し指をJのキーの位置に置き、左手中指から小指をD, S, Aの位置、右手中指から小指をK, L, ;(セミコロン)のキーの位置に置きます。
この場所を基本として指を動かすことで、キーボードを見ずに文字を打てるようになるんですね。
ホームポジションを覚えるのに役立つのが、FとJのキーにある小さな突起のようなもの(ホームポジションマーカー)です。
電話や電卓などは5のキーに突起がありますよね。
これがあることで、手触りでホームポジションの場所を知ることができます。
ホームポジションは拠点
ホームポジションが分かったら、今度は文字を打ってみましょう。
キーを打つ際に大事なことは、キーを打ったらホームポジションに指を戻すということです。
どういうことかといったら、Rを入力したらすぐにFに人差し指を戻します。
とても地味なことですが、これを守ることがタッチタイピングをするために意外と大事になってきます。
こうすることで常にホームポジションから、どれくらい指を動かせば打ちたいキーに届くか、距離を感覚で理解できるようになります。
ボクシングでもジャブを打ったらすぐ構えに戻しますよね。
打ったら戻す、打ったら戻す…
これを繰り返し練習してみましょう。
例えば、R→F→R→F…と素早く交互に打ち、小指だったらQ→A→Q→A…のように打ちます。
これをホームポジションから一つ上の段、下の段を順番に練習していけば、キーの位置が覚えやすくなるのではないかと思います。
タッチタイピングで最低限覚えておくキー
とりあえずタッチタイピングをする上で、これだけ覚えておけばオッケー!だというキーを画像で紹介しておきます。
まずは、文章を入力するのによく使うキーだけをしっかりと覚えておくことが大事だと思ったからです。
数字のキーなどはここには入れていませんが、数字キーはホームポジションから2段も離れているため、案外打つのが難しいんですよね。
正直、私も数字を打つのは苦手としています。数字を打つならテンキーもありますからね。無理して覚える必要はないかと思います。
このキーの中で打つのが一番難しいのは「ー(伸ばし棒)」のキーかもしれません。
一番ホームポジションから離れていますし、小指で入力するので最初は大変だと思います。
タイピングで打つのが難しいのは小指と薬指だと思うので、ここは集中的に特訓しましょう。
それ以外のキーは、キーボードを見て打っても構わないと思います。
もちろん覚えるに越したことはないですが、全て覚えるのは大変ですからね…
キーボードをできるだけ見ないことが大事
タイピングの練習でよく言われるのが、キーボードを見て打ってはいけないということです。
でも、初心者の方はキーボードを見ないで打てないので、どうすればいいんだと感じるかもしれません。
そこで登場するのがタイピングソフトです。
多くのタイピングソフトには、画面上にキーボードの画像が表示されていて、入力するキーに合わせてどの指で打てばよいか教えてくれる機能があります。
なので、これをたよりに打っていきます。
覚えていないうちは下を向きたくなってしまうかもしれませんが、最初のうちはできるだけ我慢するようにしましょう。
私のおすすめタイピングソフト
私がおすすめするタイピングソフトは無料でするなら「e-typing」、ソフトを買ってするなら「Keyboard Master Ver.6 ~思考の速さでキーを打つ~」をおすすめします。
私が最初にタイピングを学ぶときに使用したのが、このキーボードマスターでした。
理由は、高校生のとき学校のパソコンにインストールされていたからなのですが、非常にやりやすかったのを覚えています。
機能は非常にシンプルなのですが、だんだんと上達していくのが目に見えて分かりますし、そのときは友達と入力の速さを競っていたので、それがタイピングの上達に繋がったのかなと思っています。
タイピングは楽しい
タイピングの練習は、自転車の練習のようなものかもしれません。
自転車に乗るときも下を向かず、前を見るように言われますよね。
不安がらないも大事です。
タイピングの場合なら、これまで独自の打ち方で打っていた人は今までよりも入力が遅くなって戻したくなるかもしれませんが、根気よく取り組みましょう。
そして、繰り返し何度も練習することです。
こうすることで補助輪なしでも自転車に乗れるようになる、下を向かずにタイピングできるようになるはずです!
基礎をしっかり学んでマスターして、周りの人に自慢しちゃいましょう。