私がいつもお世話になっているエビスコムから待望の新刊「WordPressデザインブック」が登場したので、さっそく購入し愛読しております。
つい最近、このサイトをリニューアルしたのですが、初めてWordPressでサイトを作ったときに活用したのもエビスコムの「WordPressレッスンブック」でした。
関連記事:WordPress作成時に参考にした本:WordPressレッスンブック
HTML5&CSS3デザインブックと瓜二つ!?
このWordPressデザインブックは、同じエビスコムから出た「HTML5&CSS3デザインブック」と非常によく似ております。
同じデザインブックなので、デザインが似ているのは当たり前かもしれませんが、よく知らない人が見たら間違ってしまいそうです。
ですので、WordPressデザインブックをもし誰かに買ってきてもらうときには、よく本のタイトルを伝えておきましょう(笑)
HTML5&CSS3デザインブックのWordPress版
似ているのは表紙だけでなく、中身もHTML5&CSS3デザインブックとよく似ております。
使用しているサンプルのデザインも似ているので、HTML5&CSS3デザインブックを読んで、WordPressに置きかえることができる方には、もしかしたら必要ないのかもしれません。
ですが、為になる目からウロコな情報がたくさん載っているので、それだけでも買う価値はあるかと思います。
レスポンシブWebデザインを用いて、WordPressでブログやビジネス系サイトを作りたい方におすすめです。
WordPressデザインブック おすすめポイント
私がWordPressデザインブックを読んで感じたおすすめな点を紹介します。
- 最新のWordPress 4.3に対応(2019年10月現在はバージョンが5.xになっており、少々情報が古くなっています)
- プラグインを使わずに、パンくずリストやページネーションができる
- メタデータの設定
最新のWordPress 4.3に対応
WordPressのバージョン4.3で追加されたサイトアイコンの設定の仕方がいち早く載っています。
以前までは、ファビコンの設定はプラグインを使って行っていたのですが、手軽に行えるようになって便利になりましたね。
私はこの本を読むまではあまりWordPressを触っておらず、この新機能のことを知らなかったので、まさに目から鱗の情報でした。
プラグインを使わずに、パンくずリストやページネーションができる
他のWordPress本では、パンくずリストやページネーションなどといった機能はプラグインを用いて設定していることが多いのですが、この本ではプラグインを使わずにコードを記述するだけで作成することができます。
プラグインは便利なものが多いですが、カスタマイズや管理の面でいろいろと大変だったりすることもあるので、プラグインなしでつくることができるのは便利でありがたいですね。
メタデータの設定
ツイッターやフェイスブックなどのSNSで、共有されたときに表示される画像や概要を設定することができる、メタデータの記述の情報も記載されています。
私はこれまで、OGPのことについてあまり詳しくなく、プラグインで設定するときもこれでいいのだろうかと疑心暗鬼な状態で行っていたのですが、この本を読んだおかげでうまく設定することができたのではと思います。
これを機にSEOについても、もっと勉強したいなと思うようになりました。
楽しくレスポンシブなサイト作りを学べる
サンプルを真似しながらサイトを作っていくだけでも、レスポンシブデザインの面白さを体感することができ、楽しみながらサイトを作成の面白さを味わうことができるので、今までホームページを作ったことがない人にも、おすすめできる一冊だと思います。
このデザインブックでは、ローカル環境の設定やコメント投稿フォームの設定など書かれていない部分もあるので、はじめての方はWordPressレッスンブックから入るのもいいかもしれません。
エビスコムの本はどれも読みやすくてわかりやすく、そして何より面白いです。
ぜひエビスコムにはWeb製作の本だけでなく、私が苦手としているSEO対策についてや、PHPなどのプログラミングに特化した本なども作って欲しいです。