HTML/CSSやWordPressの新刊が出るたび、すかさずチェックしている私。
そんな私がおすすめするブロックエディタ “Gutenberg” に対応したWordPressテーマ制作本を紹介します。
この記事は「オススメ本 Advent Calendar 2019」に参加し、執筆しています。
WordPressレッスンブック 5.x対応版
ソシム「WordPressレッスンブック 5.x対応版」は、最新のバージョン5.3にも対応した書籍です。
ステップバイステップ形式で白紙の状態からサイトをつくりながら、オリジナルテーマ制作について学ぶことができます。
エビスコム本の良さは文章、コードが読みやすいところ。手を動かしてサイトを実装していきながら学ぶことができるので、楽しく覚えられます。
Gutenbergのブロックについても詳しく調べられていて参考になります。
関連記事:Gutenberg対応になって帰ってきた「WordPressレッスンブック 5.x対応版」
WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第3版]
エムディエヌコーポレーション「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第3版]」は、WordPressに必要なPHPを習得しながらWordPressのコードを学べる書籍です。
この書籍の特徴は、PHPコードの説明がしっかりとしているところ。また、WordPress特有のコードについても公式テーマである “Twenty Nineteen” を基にしたサンプルテーマを読み進めながら解説していきます。
説明もていねいでやさしいので、WordPressテーマをカスタマイズしたいけど「ファイルの構成がよくわからない」、「コードがどう書かれているか意味を知りたい」という人におすすめです。
関連記事:親切ていねいなテーマ制作に役立つ「WordPressユーザーのためのPHP入門 第3版」
WordPressデザインレシピ集
技術評論社「WordPressデザインレシピ集」は、WordPressの使い方からカスタマイズのテクニックを集めたレシピ集です。
「記事を一覧で表示したいけどどうするんだっけ?」と困ったとき、わからなくなったときにパラパラっとページをめくって確認してチェックできる、いわゆるリファレンス本になります。
わからないことはネットで検索すれば出てくるかもしれませんが情報が古いこともありますし、本に載っていれば安心して確認できます。
テーマ制作の辞書代わりとして手元に置いておきたい一冊です。
その他のWordPressテーマ制作本
上記に記載した以外のWordPressテーマ制作本についてもかんたんに説明させてください。
「ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書 Ver.5.x対応版」、「WordPress標準デザイン講座 20LESSONS【第2版】」もWordPressのテーマ制作について学べる書籍です。
どちらの書籍も既存のHTMLコードをWordPressに変換していくタイプの形式になっています。「ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書」は本格的なビジネスサイトを構築してみたい人向け、「WordPress標準デザイン講座」はどちらかというと初心者向けに分類されます。
手軽にWordPressテーマ制作について学びたいという方は、エビスコムの「グーテンベルク時代のWordPressノート テーマの作り方」がおすすめです。
電子書籍 Kindle版なのですが、Kindle Unlimitedだと0円で読むことができるので、まずは試しに読んでみると良いでしょう。
内容も「WordPressレッスンブック」とそん色ないくらいの情報量なので、買っても損はしません。
関連記事:エビスコムの電子書籍用入門書「グーテンベルク時代のWordPressノート テーマの作り方(入門編)」
Gutenberg対応のWordPressテーマ制作おすすめ本まとめ
WordPressのバージョン5から新エディタになり、Gutenbergに対応したテーマ制作本も続々と出てきました。
まずはこの中から書店で実際にチェックしてみてから、気になった書籍を選んで学習してみましょう。
他にもテーマ制作について学ぶ方法として、実際のWordPressテーマのコードを読むのもおすすめです。
はじめは難しくてわからないかもしれませんが、根気強く読み通していけばだんだんと理解力も上がっていくはず。
そんなときにもWordPressテーマ制作本が手元にあると、良い手助けになってくれるでしょう