ストーリーと膨大なボリュームに溺れた「ファイアーエムブレム 風花雪月」クリア後の感想

Nintendo Switch用ゲーム「ファイアーエムブレム 風花雪月」をひとまずクリアしたので、忘れないうちに感想を書いておこうと思います。

衝撃のストーリー展開や膨大なボリュームに圧倒され、睡眠時間を削るほどドハマりしてしまい「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に匹敵するくらいの神ゲーに感じました。

私のFE度

私がファイアーエムブレムをプレイするのは「覚醒」以来で2度目。RPGはレベル上げや知らない場所を探索したりなどの作業が面倒で苦手なのですが、シミュレーションゲームは大好きなのでファイアーエムブレムシリーズは発売前からちょっと気になっていました。
今作はよりシミュレーションパートに重きを置いているので、シミュレーションゲーム好きにはたまらない作品になっています。

私がクリアしたのは青の学級「青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)」で、難易度はノーマル・カジュアル(戦闘で仲間が死んでも復活する)。

ゲームが苦手な方でも天刻の拍動で巻き戻すことができますし、セーブもオートセーブがあり、かつこまめにセーブが可能。さらにノーマルだと行動力を消費せずフリー戦闘ができるので、レベル上げも容易く安心して進められます。
私はフリー戦闘のやりすぎでレベル上げすぎたかなぁと思ったのですが、終盤の戦闘になるとさすがに歯ごたえありましたね。詰まらなかったので良かったですけど……

最大の肝である学園生活パート

今作の風花雪月の特徴は大きく分けると「育成」と「戦闘」の二つのパートに占められ、特に「育成」部分である学園生活パートにハマれるかどうかで評価が変わってきそうです。

学園生活には主な流れがあって休日に「散策」や「出撃」などの行動、平日に生徒の教育を行い、月末になると課題の戦闘に入ります。

散策では釣りをしたり、生徒と食堂でいっしょにご飯を食べたり、温室で花を栽培したりなど様々なコトができ、生徒とさらなる交流を深めていくことができます。
生徒と二人きりでお茶を飲みながら会話を楽しめる「お茶会」みたいなギャルゲー要素もあります

お茶会の様子

依頼を受けることでクエストというお使いみたいなモードがあって、プレイ前は面倒くさいだろうなと思っていたのですが、マップは一度行ったことがある場所は自由に行き来できるようになりますし、目的の場所がマップに光って表示されるので、面倒くささは軽減されるようになっています。

この学園パートで生徒との親睦が深まっていくことで戦闘の際の愛着なども変わってきたりなんかして、捨てキャラ (レベル上げせず放置状態になる…… ) なんてのも生まれづらくなりました。

衝撃のストーリーと膨大なボリュームに圧倒

私が青獅子の学級をクリアするのにかかった時間は約70時間。それほどゆっくりやった訳ではありませんが、それくらいかかる人も多いのではないでしょうか。
士官学校の教師として務める第一部で約40時間。学園生活の5年後を描いた第二部が約30時間といったところでしょうか。

69時間6分でクリア

それだけ時間がかかった理由として挙げられるのは、生徒と先生によるストーリーの豊富さにあります。生徒ひとりひとりにそれぞれのバックグラウンドがあり、親交が深まることで会話が発生します。それもひとつだけでなく仲が深まるごとに進行していくので、それだけでもボリュームがあります。

また、会話はすべてフルボイス。生徒のみならずモブキャラにもボイスがあてがわれているので、なんとなく会話してみたくなる気持ちになっちゃいます。会話できる人物にはマップ上にフキダシが表示されているのもありがたいですね。RPGだととりあえず街にいるすべての人に話しかけなくてはという気持ちにさせられるので、うれしいサポートです。

ゲームの本質であるストーリーも秀逸で、第一部の最後は驚きの展開で衝撃を受けました。これはぜひネタバレを回避して進めていただきたいですね。第一部だけでも十分な量でクライマックス級の盛り上がりだっただけに、第二部は簡潔な内容かと思いきや、こちらも長い長い(笑)。

プレイしてても一向に終わらないのでやり進めていきましたが、だんだんと終わりが見えてくると寂しさも募ったり……
ラストが意外とアッサリだったのが淡泊だと思いましたけど、エンドロールを見ながらこれまでのことを振り返り感慨にふけってしまいました。

気になったところ

風花雪月は紛うことなき神ゲーだと思いますが、プレーしていて感じた気になった点を挙げてみます。

  • ロード時間が微妙に長い
  • 名前や地名などのカタカナを覚えられない
  • 難しい字がたくさん出てくる
  • 散策・育成のマンネリ化

ロード時間が微妙に長い

ちょこちょこと合間にロードが入ってくるのですが微妙に長くて、そこがこのゲームの一番の不満点ですかね。ロードがより短くなればストーリーによりのめり込むことができると思うので、改善してもらえるとうれしいです。

名前や地名などのカタカナを覚えられない

自分の学級の生徒の名前は覚えきれるのですが、それ以外の人物や出身であるとかが覚えきれません。ストーリーを進行していても「あれ?この地名何のことだっけ?」ということが度々ありました。まぁ、これは私の記憶力の問題なのでしょうが……

難しい字がたくさん出てくる

上記にも挙げたように人物の会話はすべてフルボイスなので、テキストにフリガナがふってなくても問題はないのですが、それでも聞き逃したりしちゃうことがあったりするので、フリガナがふってあるとなお良かったです。時代設定のせいかもしれませんが、古語など普段使わないような難しい言葉が使われるので、気になる私はその都度意味の分からない言葉をスマホで調べながら進めておりました。
小説を読むときもそうなのですが、知らない言葉に新たに出会えるのってうれしいですよね。これもどうせすぐ忘れてしまうんですけど……

散策・育成のマンネリ化

さすがに第二部とかになってくると、散策でやることがなくなってきてマンネリ化してきます。というのも、どれもミニゲームの集まりという類なので、一度遊んだら十分といったレベルのクオリティなのです。
最初はあれだけ興奮したお茶会も、反応に変化などがまったくないので途端にさめていきます。
第二部では環境もだいぶ変わるので、散策や育成の方法も多少の変化は欲しかったなぁと感じます。

クリア後も遊びたくなる面白さ

青獅子の学級をクリアしたので、次は赤の「黒鷲の学級(アドラークラッセ)」で遊んでみようと思います。青の学級のときはああいう展開だったので、赤の学級ではどのような変化が起こるのかが気になってしまうのです。
そこら辺も三つの学級から遊べるという仕組みを生かしたつくりになっていて、面白いなぁと感心しちゃいます。

ストーリー展開と膨大なボリュームにドハマり溺れること間違いなしの「ファイアーエムブレム 風花雪月」は、ぜひともプレイしてみてほしい作品。神ゲーです。