据え置きノートパソコンの買い替えや、省スペースでコスパの良いパソコンを検討している方におすすめしたいのが、小型の自作PC。
私も先日、小型の自作PCを制作してみましたが快適に使用できており、もっと多くの皆さんに勧めたいです。
以下では、小型自作PCの魅力について紹介します。
なぜ小型なのか!?
私の中では自作PCはゲーミングPCのイメージがあり、ゲームをしない人にとってはATXサイズのミドル・ミニタワーのデスクトップは大きくて、必要ないことのほうが多いです。
一方、Mini-ITXサイズの小型PCなら机の上に置くこともできますし、スペックもオフィス用途などのそこそこのモノからある程度のハイスペックなマシンまでつくることが可能です。
ミドルタワーのPCだとケースだけで重たい場合も多いですし、持ち運び・移動のしやすさも小型PCのほうがすぐれているポイントになります。
これまで自室でノートパソコンを使っているけど動かしたりはまったくしないという方には、ノートパソコンよりもリーズナブルにスペックの良いマシンが手にできる小型のデスクトップPCをおすすめします。
モニタとキーボードは別途必要となりますが、画面のサイズやキーボードの入力のしやすさなど、多くの種類から選べるメリットもあります。
自作だと自分の好きなパーツで組める
別にわざわざ自作する必要はないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうして自作PCなのかというと、それは好きなパーツで組むことができるという点です。
見た目重視でPCケースやマザーボードなどを選んでも良いですし、コスパ重視、スペック重視などパーツの構成を考えたりできるのが、自作PCのいちばんの醍醐味。
自作といってもただ規格に合うパーツを選んで組み立てるだけなので、むずかしさはプラモデルをつくるのとほぼ変わりありません。
感覚的にはミニ四駆を組み立てるのと近く、マシンやモーターなどを選んでセッティングするのが楽しいというような方は、自作PCにもハマる可能性大です。
はじめのころはどのパーツを選べばよいかわからないかもしれませんが、自作PCの雑誌だったり、YouTubeに投稿されている自作PC制作動画を見れば、理解を深めることができます。
自作PCよりお手軽なベアボーンという手も
小型の自作PCには、いちからパーツを選んで組み立てるモノのほかに、ベアボーンキットと呼ばれる小型PCもあります。
ベアボーンキットにはマザーボードやPCケース、電源などがはじめから備わっており、CPUやメモリ、ストレージをセットするだけでつくることができるため、はじめて自作PCにチャレンジする方にもおすすめです。
有名なモノとしては、DeskMiniシリーズやNUCなどがあります。
特にDeskMini A300は、こんな小さいのにお値段据え置きでゲームもイケちゃうマシンがつくれるということで、自作PC界隈でも注目を浴びました。
オフィス用や普段使い用途など、高負荷の作業をしないのであれば、まずほとんどの場合DeskMini A300で十分だと思いますし、はじめの自作PCとしてぜひおすすめしたいです。