普段はV・ファーレンの選手を採点しているのですが、今回はキリンカップ決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦を、個人的に採点してみました。
結果は、1-2で逆転負け。前半は悪くなかったんですけど、得点後すぐ失点したのはもったいなかったですね。
後半、柏木が抜けてからゲームが作れず、相手を崩せなかったのが痛かったですね…
浅野は最後のシーン、やはりシュートを選択すべきだったとは思いますが、この日本代表のスタイルや現在の自分の立ち位置など考えると、より確実なプレーを選んだことは仕方ないというか、しょうがないかなぁという気がしますね。
今の日本代表は香川や本田が中心ということもあって、細かいパスワークで相手を崩して点を取るというスタイルになっているので、自然とメンバーも香川などと合う、足元に技術のあるテクニックのある選手が前線にもDFにも多く選ばれています。
そんなスタイルのため、独力でがんがん突っ込んでいく選手や高さを生かして点を決める選手などが活躍する舞台が少ない状況。
浅野はスピードを生かしたストライカー型の選手ですが、広島でもパスワークで展開するサッカーをやっているので、そういうスタイルは苦ではないと思いますが、慣れない右サイドでのプレーだったり日本代表のこのスタイルを意識しての、あの最後のパスだったのかなぁと考えてみました。
今の日本代表全体の選手に言えるかもしれませんが、プレーに遠慮がみられると思います。
もっとエゴ的にがんがん一人で仕掛けても良いのではないでしょうか。
日本代表が終盤、相手の守備を崩せなかったのも、個の力で打開する選手がいなかったためだと思いますし…
V・ファーレンの永井みたいに、日本代表でもがんがん仕掛ける選手が見たいですね。
柏木は、遠藤の後釜としては適任でしょうが、遠藤と同じく世界相手だと守備に難ありなので、使うのが難しいですねぇ。
でも柏木がいないと、攻撃が活性化しないしというジレンマ…
いっそ、守備専門のアンカーを一人置いたほうがいいのかも。
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の選手採点
Pos | No. | 選手名 | 採点 |
---|---|---|---|
GK | 12 | 西川 周作 | 6.0 |
DF | 5 | 長友 佑都 | 5.5 |
DF | 6 | 森重 真人 | 5.5 |
DF | 22 | 吉田 麻也 | 5.5 |
DF | 21 | 酒井 高徳 | 6.0 |
MF | 7 | 柏木 陽介 | 5.5 |
MF | 17 | 長谷部 誠 | 6.0 |
MF | 11 | 宇佐美 貴史 | 6.5 |
MF | 13 | 清武 弘嗣 | 6.0 |
FW | 18 | 浅野 拓磨 | 5.0 |
FW | 9 | 岡崎 慎司 | 5.5 |
Pos | No. | 選手名 | 交代 | 採点 |
---|---|---|---|---|
MF | 3 | 遠藤 航 | ⇔ 柏木 後半0分 | 5.5 |
DF | 20 | 槙野 智章 | ⇔ 長友 後半25分 | 5.5 |
MF | 24 | 小林 祐希 | ⇔ 宇佐美 後半29分 | 5.5 |
FW | 15 | 金崎 夢生 | ⇔ 岡崎 後半34分 | 5.5 |
FW | 14 | 小林 悠 | ⇔ 長谷部 後半43分 | – |